藤原英理花のプロフィール画像
 

宮城県多賀城市出身。高校卒業後、専門学校入学のため上京。
映像編集、介護、イベント企画運営などの仕事に携わる。
2012年11月 乳がん告知
2016年12月 体調悪化のため宮城に帰省。
治療を続けながら2018年5月に
がんサバイバー専門 写真撮影「かるぺでぃえむフォト」を立ち上げる。


HPをご覧いただき、ありがとうございます。かるぺでぃえむフォト 代表 藤原英理花と申します。
私は2012年11月「乳がん」告知を受けました。28歳の誕生日を迎える3日前でした。

この がんサバイバー専門 写真撮影「かるぺでぃえむフォト」ができた背景には
コンプレックスまみれの自分を救いたい。という思いがありました。

2012年 胸にしこりを発見。何となく覚悟をしていた「がん」という診断は冷静に受け止める事ができましたが、
抗がん剤の副作用により髪が抜けるという事実を知った時に、私は泣き崩れてしまいました。

髪は女の命。女としての人生は終わった。
いつか当たり前に叶うと思っていた、結婚、出産、女性としての淡い夢が全て打ち砕かれた気持ちでした。

2016年 年末、体調悪化のため実家に戻り、治療再開。
仕事はドクターストップ、社会から隔離されたような気持ちになりました。

そして副作用による再びの脱毛、顔や体はむくみ、外見変化にコンプレックスを感じ、
半年ほど引きこもる日が続きます。

当時32歳、無職。治療には高額な医療費がかかり、
親孝行をするどころか親の老後の資金を食い潰している、という負い目も感じながら過ごす毎日。

終わりの見えない治療、終わりが見え隠れする寿命。あとどれだけ生きられるのかわからない。

何とかして稼がないと!と思い、今の自分に何ができるのかを考え始めました。

金なし、コネなし、人脈なし。特技や、これといった資格もありません。
あるのはコンプレックスまみれの身体だけでした。

一番のコンプレックスは、副作用により脱毛してしまったこのハゲ頭。
よく見るとちょっと面白い。こんな姿今しかない、ある意味貴重な姿。


よし、記念に残しておこう!


とはいえコンプレックスまみれの身体を、記念に残したい!
と思えるようになるにはどうしたらいいだろうか・・・ここはプロにお任せしよう。


仙台で知り合ったスタイリストさんを通じ、プロのカメラマン、ヘアメイクさんに
「プロフィール写真」と「ウィッグを外してもカッコいい自分」という二つのテーマで撮影をお願いしました。

コンプレックスであるハゲ頭を、初めて他人の前に晒すのは凄く勇気がいりました。
そんな不安や期待が渦巻きながら

撮影をした結果は・・・

感動、感激、衝撃!!!


☆スタイリストさんがコーディネートしてくれた服
普段自分では絶対に選ばないような服、大丈夫かな・・・着てみると「あれ?似合う♪♪」

☆ヘアメイクさんによるメイクアップ
生まれて初めてのつけまつ毛や、普段より濃いめのメイク。
派手すぎるんじゃないかな・・・これまた大丈夫かな・・・撮影中に写真を確認させてもらうと
「あれ!!カッコいい!!!」

☆カメラマンによるポージング、表情の指示
体や顔の微妙な角度や目線に至るまで、細かなサポートがあり私はロボットのように従うだけでした。


そんな三人のプロの手を借りできあがった写真には、
自分の想像を超える自分、今まで見たこともない新しい自分がいました。

一番のコンプレックスだったハゲ頭。見られたくなかったはずの姿を、
「みんなに見てほしい!!」
そう思えた心境の変化に自分でも驚き、初めて自分のコンプレックスを受け入れられた瞬間でもありました。


もしかしたら、がんになり私と同じような想いを抱えている人がいるのではないか。
この経験と感動はもっと多くの人と共有したい!知ってもらいたい!
自分の未知の可能性に気付いてほしい!!


そんな想いから、プロの手を借りて『自分史上最高の写真を撮る』という
夢の実現に向けて動き出し、最高の形で「今」を、生きた証を残す、
がんサバイバー専門 写真撮影 『かるぺでぃえむフォト』が誕生しました。


現在、がんになるのは2人に1人とも言われる時代。(出典元:全国健康保険協会)
がんサバイバーの数だけ、ご家族、周囲の方々も病気と向き合わなければなりません。
様々な理由により、罹患したことを隠して生活をされている方も少なくありません。

楽しい事ばかりではない治療期間。
治療を終えても、将来に対する不安や心の揺れは付きまとうものです。


「なりたい理想の自分とは?」


撮影依頼を受けた際に、こんな質問を投げかけたいと思っています。
この問いの裏には「あきらめてしまったことはないか?」という意味も含まれています。
がんに罹患し、変わってしまったこと、できなくなったことが、もしかしたらあるのかも知れません。

かるぺでぃえむフォトの「写真」を、ただの思い出写真で終わらせるのではなく
私は、「明日に続く生活への希望」にして頂きたいと考えております。

撮影を通じて、その方の「今」に寄り添い、
写真を目にした全ての方が、それぞれの明日に希望と可能性を感じ一歩前に踏み出せる、
そんなキッカケになる写真をお届けしたいと思います。



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